ゆるゆるSEメモ

ツイートの後日談

ゆるSEメモ 第202211号 ドメイン偽装, 漫画村とリバプロ, 在職証明書, スタンプだけは失礼

11月はイーロン・マスクがTwitter社に大鉈をふるい、それによって大幅な解雇がなされたという話が話題でしたね。
個人的に興味深かったのはイーロン・マスクが社員に対してテレワークではなく出社を要請したというもの。

テレワークは快適だと認識しつつ、では自分が炎上プロジェクトのPMと仮定するとどうか?と考えてみると、確かにプロジェクトルームに皆が集まって情報集約・判断をして進めたい気はします。難しい...

というわけで毎月恒例のツイート振り返りタイム。今月分もスタートです。

ドメイン偽装問題にご注意を

詐欺サイトのチェック、まずはURLのドメイン名ですが見間違えを狙ったドメイン偽装があるんだとか。

ただ、最近のブラウザは自動的にURLエンコードを利用してくれるのでそこを見れば分かるのでは?という指摘もありました。ブラウザの設定できちんとURLエンコード後のURLが表示されるのかは確認したいところですね。

私の環境でも試しに日本語URLにアクセスしてみると、ブラウザ側が%英数字の形式に変換してくれていました。

"あ" = %E3%81%82

漫画村とリバースプロキシ

エンジニアの人ならご存知リバースプロキシ。意味としては外部からの通信を受けて後続にいるサーバへ流す、いわゆる中継の役目を担う構成用です。

私は同用語を日常生活で聞いたことがありませんでしたが、漫画を無料で読めるということで問題となった『漫画村』は「リバースプロキシを介した第三者のサーバの著作物データの送信」という観点に犯罪性があるのかどうか?というのが焦点になった都合でニュース記事にも当たり前のように「リバースプロキシ」という文字列が並んでいました。

ちなみに気になる判決は以下で

漫画村のサーバと第三者サーバの記録媒体との関係は,被告人が漫画村のサーバにリバースプロキシの設定をすることにより生じたことによれば,同行為は,情報が記録された第三者サーバの記録媒体を漫画村のサーバの公衆送信用記録媒体として「加え」る行為に該当すると認められる。著作権法2条1項9号の5イの文理解釈において,「加え」る行為を物理的に接続する場合に限定すべき合理的理由はない。

要するに「アウト」という話になっています。

在職証明書とは?

とあるキャリア採用ページを見ていると、会社にいたことを証明する資料持ってきてね、というものがありました。

調べてみると在職証明書の発行は人事部がやってくれる、とのこと。場合によってはそこに給与の記載もしてもらったりするんだとか。

学生の時に学割の定期券を購入すべく在籍証明書なるものを機械で発行したことはありますが、社会人になっても尚そういう機構でキャリアの証明が求められるんですね。嘘がつけないということで、いいとは思いますが。

Teamsのリアクションもっとください

上司の助言に👍スタンプで反応したら苦言を呈された、というお話がバズっていました。

確かにSlackはスタンプが豊富に追加できるので「承知しました」「確認します」等スタンプで感情の機微を表現できますが、Teamsって👍か💓くらいしか「イエッサー」に相当するものがないんですよね。

Teamsは極端ですが、Slackでも「ありがとう」と「ありがとうございました」というスタンプがあると、文字が小さくて読みづらくても後者を選んで利用していました。「ありがとう」は失礼かな...みたいな。

Teamsのリアクション追加アップデート、心待ちにしています。

終わりに

サッカーワールドカップで盛り上がっている日本で、絶賛私も視聴しています。
こういう盛り上がりの後は翌日の社内での雑談が楽しかったりしましたが、今はテレワークなのでそうもいかないところもまた今風だな~なんて思ったり。

とにもかくにもスペイン戦、いい試合になるといいですね。