ゆるゆるSEメモ

ツイートの後日談

ゆるSEメモ 第202310号 資格の前提, ハザードマップ, AIカメラ, 退出時だけ発言

まだまだ勢いの衰えない生成AIニュース。先日はAWSが提供している「Amazon Bedrock」にて以下の発表があり

  • 顧客データが基盤モデルの学習に利用されることがない
  • すべてのデータが暗号化されて転送・保存される
  • GDPR(EU一般データ保護規則)にも対応している

エンタープライズでも安心して利用してね〜という趣旨のアピールがありました。

ChatGPTを始めとして生成AIの個人利用はかなり普及してきている印象ですが、ここからはどんどん企業が自システムに組み込み始めるフェーズに来るんでしょうね。Office製品に入れて欲しいなぁ。

さて、以下が10月分のツイート振り返りの題目。今月もよろしくお願いします。

資格試験の前提条件

例えばAWSの認定試験である「AWS Certified Solutions Architect - Professional 」は対象として

AWS でのクラウドアーキテクチャの設計とデプロイにおいて 2 年以上の実践的な経験を持つ個人を対象とする

と記載があります。一方で資格試験はスキルの証明として「経験はないけど任せて」という際に利用するケースもあったり。実際、私もこの手の試験を受ける際は未経験だけど学習して取得したものばかり。

そんなことを考えると「あえて対象のような記載をしなくていいのでは?」と思ってしまいます。

ハザードマップを公開すると民衆が逆の動きをする

技術ネタではないですが、個人的には考えさせられた話。

要は「災害の影響を受けやすいエリアは何かあった際の被害が大きいので人は住むべきではない」が、それ故に「広い土地が余っていたり他のエリアと比べて土地の値段が安いため」に「家をできるだけ買いたい利用者」と「そのニーズを汲み取る不動産会社」によって住居が密集してしまう流れ。

これを防ごうとするとハザードマップ上で危険なエリアは住宅の新設をできなくするような仕組みが作り必要な気がしますが、なかなか難しい問題ですね。

AIカメラへの違和感

最近のスマホは人工知能が搭載され、色々とよしなに画像を編集してくれる機能があります。例えばCMでも話題になったのは「消しゴムマジック」。写真に映り込んだ他人などを数回タップするだけで削除ができ、削除した部分は背景に合わせて違和感なく補完してくれます。

確かにこれは使わないにせよ便利だよな〜と思っていましたが、他人ではなく本人にまで切り込む新しい機能をこれまたCMで見かけました。

これは「集合写真を撮るとすべての参加者のベストショットを収めて完璧な写真にはならないよね」という大前提を覆すもので、人工知能が複数の写真を組み合わせいい感じの集合写真を作成してくれる模様。

ただ、個人的には違和感があってそれであればもう写真なんて撮らずに生成AIに集合写真作って貰えばいいじゃん〜とも思ったりします。写真はその時一瞬一瞬を切り取ったものであって欲しくて、もし目線がそれている人がいたならそれはそれで一つの思い出、と今は思います。

この感覚もAI集合写真が当たり前になれば変わってしまう気がしないでもないので、今の気持ちを残してみました。

退出時のありがとう

サラリーマンあるあるですが、会議には出ているものの一言も発せずに去るということは実体験でもよくあります。せっかく出ているんだから質問をしたり議事録を取ったりと貢献はしたいものの、そうは言っても全員が話すというのもそれはそれで現実的ではない。

でも会議終了時に「では本日の会議は以上とします。ありがとうございました」という進行の方の声に続いて各位が「「「「ありがとうございました」」」」とだけ言い残して去っていく滑稽さ。会議では積極的に発言をしようと肝に銘じます。

終わり

下期もスタートし、仕事もかなり立て込んできました。そんな忙しい中でもしっかりニュースをウォッチしたり本を読んだり、アウトプットをしていきたい今日この頃。読書の秋でもあるので、技術書を読み込みながらSNSでしっかり発信していこうと思います。