ゆるゆるSEメモ

ツイートの後日談

ゆるSEメモ 第202311号 ボーナスを貰って退職, 裁量労働制, やりがい, 休む理由

先日ケンタッキーのレジシステムにトラブルがあり、現金対応していないところがてんやわんやしたというものがありました。

ケンタッキーフライドチキンを展開する日本KFCホールディングス(HD)は31日、レジのシステム障害が発生したと発表した。同日午後に復旧したが、一時は全店舗の7割弱にあたる約800店舗で障害が起き、一部店舗で開店時間が遅れるなどの影響が出た。

IT系システムを作る際は「トラブルが発生した際にどのように運用を回すのか?どうトラブルシューティングをするのか?」を机上や実機で確認する「障害訓練」と言うものがあったりしますが、どんな業界でも今やシステムは命綱。いざという時の手順を整備していないと現場は大騒ぎになるんだろうな〜と感じるニュースでした。

さて、11月の話題は以下。今月もよろしくお願いします。

ボーナスをもらってから辞めるべし

私が過去に所属していた企業は退職後にいつもの半額くらいの賞与が振り込まれていましたが、一般的にはそうではない模様。なのでボーナスを受け取ってから退職するというのが正攻法みたいです。

ただ、この辺りを優先するとボーナス支給月である6月または12月に退職になるのが難点。入社直後や退社直前のボーナス問題は転職における悩みの種ですね。

裁量労働制が好き

最初から残業代が組み込まれている「裁量労働制」。時間外手当は別として、平日にいくら残業しようが残業代は貰えなくなりますが、この制度は良いよな〜と常々思います。

アルバイトであればそこに存在して役割をこなすことで対価を発生させるべきですが、ホワイトカラーの仕事においては「締め切りまでに仕事を終わらせるか否か」が大事。仕事を爆速で片付ければ早めに仕事を切り上げてもいいですし、仕事が残っていれば睡眠時間を削ってでも仕事を終わらせるというのは個人的にも納得感があります。

やりがいアピール

最近は企業の採用活動にも関わることがあるのですが、その心得として社員は学生に「やりがい」をアピールすべしとよく言われます。


もちろんやりがいは大事だとは思いますが、学生が求めているのって「他社と比べて待遇はどうなの?」とか「若いうちにおもしろい仕事をさせてくれるのか?」あたりな気がします。学生から「お給料とかどんな感じですか?」と言われた際に「ん〜、給与は大したことないけどやりがいはすごいよ!」なんて答えた日には自分でも虚しくなりそう。こんなこと考えてる時点でリクルーターには向いてないのかもしれませんが、人事でもないので学生側を応援してしまいます。

子供を理由に休む

予定していた会議に出られない時や急遽休みになる時に飛び交うフレーズとして「子供に熱が出たので...」と言うものがありますが、「子持ち様が「お子が高熱」とか言ってまた急に仕事休んでる。」と言う強烈なフレーズを土台にSNSで論争されていました。気持ちは分かる。

そんなことを思うと、休む理由ってあまり言わなくていいよな〜と改めて思ったり。

そして、どんな理由であれ休んでいる人より休んでいる人をフォローした人が評価されて欲しい。そうすることで皆は気兼ねなく休むことができ、休んだ人のカバーをする人も評価対象と思えば頑張れる。チーム内のインセンティブ設計みたいな話ですが、色々と考えさせられる話題でもありました。

終わり

11月も終わり、12月はいよいよボーナス支給月。評価期間にフルで在籍した初のボーナスなのでどうなることやら。楽しみです。